- 作品名:行書林逋北山写望詩(ぎょうしょりんぽほくざんのながめをうつすし)
- 作 者:査昇(さしょう)【1650-1707】
- 形 状:軸
- 形 質:花絖本
- 法 量:162.5×47.8cm
- *2013年春季展出陳作品
査昇は詩詞をよくし、書は董其昌を学んで、真髄を得たと評された。聖祖康煕帝に称賛され、人々は争ってその書を求めたという。本作は、宋の林逋(967-1028)の五言律詩一首を花紋のある絖本に行書三行で書き、聖老年道兄に与えたものである。筆路明快にして点画の隅隅にまで心配りのゆきとどいた作品である